01/10/2020 UP

【第6回】味の素「アミノバイタル」のこだわり

スポーツ科学に基づくアミノ酸配合「アミノバイタル®」。

競泳の瀬戸大也選手をはじめ、多くのアスリートやスポーツをする人々をアミノ酸でサポートしている味の素kkの「アミノバイタル® 」

1995年に「アミノバイタル® プロ」が発売されて以降、当ブランドはスポーツ科学に基づく製品開発を実施し、現在はパウダー、ゼリー、タブレットなどの様々な形状がある。2012年にはシェイカータイプが常識だったプロテイン市場に対し業界初“スティックタイプ”の「アミノバイタル® アミノプロテイン®」を発売!様々な形状で製品展開をしている。

今なお進化を続ける「アミノバイタル®」の知られざる奥深さと、製品開発を行う味の素kk
が持つアミノ酸へのこだわりとは。アミノサイエンス事業本部・スポーツニュートリション部の長田 智大さんと日置 和宏さんにお話を伺いました。

知られざるアミノ酸のチカラ

「アミノバイタル®」を摂取するにあたって、適切なタイミングを教えてください。

長田:「アミノバイタル®」には様々な種類があるので、製品によってお勧めの摂取タイミングは異なります。「アミノバイタル® プロ」であれば、運動前や試合前、試合中など。「アミノバイタル® GOLD」であれば、運動後や一日の終わりがおすすめです。また用途によって使い分けることも大切です。

プロとGOLDの成分には、どのような違いが?

長田:プロはカラダ全体のコンディションを整えるため、GOLDはリカバーの為の製品なので、そもそも配合しているアミノ酸の種類が違います。カラダを構成するアミノ酸は20種類ほどで、味の素kkは長年にわたる研究の中でそれぞれのアミノ酸が持つ有用性や効率的なな組み合わせ方を幾度となく試してきました。その結果として、用途に合わせた複数の製品を展開しております

製品の有用性をどのようにテストしていったのかが気になります。

長田:外部機関とも協力して、「アミノバイタル® 」の有用性を確認しています。
様々な複雑な過程がありますが、ご協力いただけるのは、味の素kkの信頼等があってこそだと感じています。「アミノバイタル® 」は製品開発にあたって、特にアミノ酸の組成に対するエビデンス(科学的根拠)の面に強く拘りを持っています。

スポーツをする人はアミノ酸から様々な恩恵を得ていると思いますが、スポーツをしない人にも有用性はあるのでしょうか?

日置:水分(60%)を除くカラダの半分(約20%)がタンパク質でできていると言われる為、人間にとってアミノ酸は必要不可欠です。「アミノバイタル®」はスポーツに特化したブランドですが、その素材であるアミノ酸は様々な人々の健康に貢献する可能性があると信じております。

従来型のプロテインに対する疑問から…

「アミノバイタル®」シリーズには「アミノバイタル® アミノプロテイン」も存在しますが、通常のプロテインとはどのような違いがありますか?

日置:通常のプロテインはシェイカーで飲むのが基本だと思いますが、トップアスリートを支援する中で「今のままのプロテインで選手全員が満足なカラダ作りができているのか」という疑問が出てきました。実際一般のお客様と対話する中でも、プロテインを摂取した事は有るが途中でやめてしまっている人たちが多いのも事実でした。実際従来型だとシェイカーがなければプロテインを摂取できないですし、シェイカーの煩わしさもあるのではと感じていました。
そこで行き着いたのが、スティックタイプのプロテイン。1本約4gで、シェイカーで作るプロテインと同等のカラダ作りをサポートします。ポケットにも入れられるので、練習が終わってダウンに行く前!最後のミーティング前にサッと飲むこともできます。

たった約4gでプロテインを摂取できるのはすごいですね。

長田:この手軽さにはもう一つの利点があるんです。シェイカーで飲むプロテインは、ある程度の飲む量があるので、お腹いっぱいになり、その後に大切なご飯が食べられないという人もいます。ただ、アミノプロテインはそもそもの量が少ないので、食事に支障をきたす可能性は低いですよね。事実当社調べのアンケートで、100%の選手たちが食事の邪魔をしなかったと解答しております。
やはりアスリートのカラダを作るのは食事なので、プロテインだけ飲んでいれば良いわけではありません。そういった課題を解決するということも、この製品が生まれた一つのきっかけです。

TRAINING×アミノプロテインで「賢く筋肉をつけろ」というコンセプトを打ち出していますが、どのような思いが込められているのでしょうか?

日置:アミノプロテインの開発段階で「シェイカーがいらない」「食事に支障をきたさない」といった訴求ポイントは挙がっていましたが、私たちのお伝えしたい事は、時代は進化しトレーニングと組み合わせることで、約4gの「スティックプロテイン」でもカラダ作りは出来る。従来のやり方から栄養摂取の考えからも少し変えて「賢く筋肉をつけろ」という事です。

アミノプロテイン“ならでは”の強みはあるのでしょうか。

長田:プロテインはたんぱく質の摂取がメインですが、アミノプロテインはたんぱく質だけでなく、アミノ酸の中でもカラダづくりに必要な素材を厳選しています。たった4gの中に、味の素kkが積み重ねてきたアミノ酸の知見が詰まっているんです。

スティックタイプのプロテインをどのようにして世に広めていったのでしょうか。

長田:一般の方々や、我々がサポートしている競技団体など、10万人以上にサンプリングをしました。スティックタイプのプロテインは前例がなかったので、そういった地道な活動で広めていきました。

実際にアスリートに試してもらって、何か変化は見られましたか?

日置:面白いことに、切り詰めてカラダづくりをしているトップアスリートでも、プロテインを変えただけでコンディションに良い変化が見られました。それを見て、この製品は根気強く広めるべきだなと。

気軽に摂取できるというポイントは、女性にも刺さりそうですね。

長田:間違いないですね。私たちは女性目線での開発も進めていて、2018年4月からカシス味を販売しました。また、パッケージに女性のイメージも追加したことで、女性ユーザーが拡大しております。

ゼビオグループの各店でのみ販売している「トリプルショット」というゼリーも気になります。

長田:通常のアミノバイタルゼリーが100kcalなのに対して、トリプルショットは180kcal。おにぎり1個分の糖質が得られるため、運動時の腹持ちが良くなります。また、筋肉の材料となるBCAA(アミノ酸)と、クエン酸も配合。エネルギー、アミノ酸、クエン酸と3つの要素をふんだんに入れて、1個200円(本体価格)という価格帯で提供しているので、非常にハイスペックな製品だと感じています。
日置:「アミノバイタル®」や世の中には様々なアミノ酸製品があるので、ユーザーは何を選んだら良いのか迷いますよね。そんな時、「困ったらトリプルショット」を試してもらえたら嬉しいです。

トリプルショットのパッケージに「スポーツ専用ゼリー」と銘打っているのは、味の素KKの強気な姿勢が感じられます。

日置:こういった商品は余りないですね。またこの商品はゼビオグループ各店でのみの販売となっています。先に紹介した金色のアミノプロテインもゼビオグループのみでの販売となっています!

ゼビオグループのみでの販売とのことですが、そういった商品は多いのでしょうか?

日置:スポーツ用途の商品群では殆どありません。金色のアミノプロテインは、粉系の商品ではブランド史上初です。

そのような中なぜゼビオグループでのみ発売したのですか?

日置:サプリメント製品はもともと摂取していない方が多いので、いきなり摂取するとなると少しハードルがありますよね。やはり信頼している人々(ナビゲーター様)から勧められると手に取りやすいと思うので、スポーツナビゲーターの方々に勧めて頂くためにこの様な製品展開する事を決意致しました!一緒にお客様サポートをしながら市場拡大を目指していきたいです。味の素KKでは、2018年度からゼビオグループのスポーツナビゲーター向けに「サプリメントマイスター研修」を始めました。既に約900人の方々に研修を行っています。

研修内容はどの様な内容でしょうか?

日置:店頭で質問される内容(お客様が求めている)に答えられる接客ノウハウを軸とした研修です。実際店舗では、スポーツをしている子供を持つ母親から「うちの子は怪我が多いんですが、どうしたら良いですか?」という質問が出ることが多々あります。母親は子供の悩みを本気で解決しようとしているのに、その悩みをぶつけるところがないんです。そういったお客様を栄養面でサポートできるように、サプリメントマイスター研修では、現場で集約した声を接客ノウハウにしてお伝えしております。実に私が6時間講師を務める研修です。

ゼビオグループには全体で約7,000人のスポーツナビゲーターがいますが、将来的にはより多くの方に研修を行っていくのでしょうか?

日置:2020年3月迄に1,000人を目標にしております。スポーツナビゲーターの一人一人が本当に簡単で良いので、栄養面(カラダ)に関する接客(サポート)ができるようになれば良いと思っています。将来スポーツでカラダに困ったらゼビオグループに、ナビゲーターに会いに行こうと思う様な文化や流れができたら嬉しいです。

「アミノバイタル®」を通して、味の素KKとしてどのような世界を作っていきたいと考えていますか?

日置:私たちは「スポーツをする全ての人の横に、アミノ酸がある世界」を作りたいと考えています。少し前の時代では、選手が指導者から「水を飲むな」と言われることもありましたが、今では水を飲むことが当たり前、エネルギーゼリーも常識になっています。そこからもう一歩踏み込んで、スポーツする時にアミノ酸を摂取することが当たり前になれば幸せです。